やっと桜の季節。千秋公園は場所によって開花具合が異なるので、日をずらして何度も楽しめると思う。
日本海
国道7号を秋田市から由利本荘市に南下中、新谷という部落のあたり。春の始まりというより冬の終わりを待つ日本海。
蓮日記120222
蓮日記120221
蓮日記120218
朝からの猛吹雪で雪が積もった。午後になると晴れ間が見えたり、またすぐに曇ったりと冬らしい一日。
蓮日記120215
鉢の縁と氷の間に、また隙間ができていた。鉢をひっくり返すと、先日と同じ状態で鉢の栓が外れていた。
本来は内側に栓をするはずだが、凍結する間だけの処置として外側から栓をして様子をみることにした。これはその場しのぎの処置で、来冬のことも踏まえて根本的に解決するなら、栓がない形式の鉢に変えるしかない。
春までの課題ということで。
蓮日記120214
凍結した鉢を横目に、メダカの学校の水換え。
天気がよかったが、氷はとけなかった。
蓮日記120213
気温が上がり、表面に積もった雪が解けた。氷塊の一部も解けたようで、水になっていた。
「牛を屠る」
佐川光晴著「牛を屠る (シリーズ向う岸からの世界史)」読了。
出版者を退社し、豚と牛の屠殺を行う食肉工場に入社した「私」が、仕事を身に付け、同僚と渡り合い、やがて人生の岐路を迎える日々をまとめた私小説風のエッセイ。
* * *
誇張や虚飾のない文章の行間に漂う安心感。「私」が体験を語る形式なのに、どこか醒めている。出来事に対処する「私」を、常に冷静に客観視する「私」が書いているというような。
もちろん料理中に包丁で畜肉を切ったことはありますが、屠殺の様子よりも、「私」が作業中に自分の手を切ってしまう描写がもっとも痛々しく感じられたのも興味深い。想像力に現実感が伴う範囲の問題でしょうか。
以前、豊富町の牧場で酪農手伝いをした頃、搾乳できなくなった牛がトラックで運ばれていく場面に出くわしました。この本が「その先」を描いているんだなと思うと、当時が懐かしくなりました。ドナドナ。