島3

写真の更新をしないで何をしてるかというと、『日本海の孤島飛島』を読んでます。歴史や社会的な背景を知ることで、観たもの・場所を、違う心身で追体験するような感じ。今回はくまなく歩きまわったわけではないので次回に期待。というか、こういった楽しみ方は今までほとんどなかったなあ。そんなんで、秋田をもっと知りたいと思えた旅行です。


南灯台からは完全に無目的的な歩行になってしまい、とりあえず来た道は戻らないという方針のもと、森の中をトレッキング。スニーカーじゃなくて、トレッキングシューズを履いてきて正解でした。もし天気が良くなかったら、枝間を抜ける陽光もなく、かなりの迫力になっていたと思います。標識ひとつでも、人工物が見えてくると安心したり。


標識にある「荒崎」を目指すことに。特に迷うこともなく、向こうに海が見える道を下っていきます。気づいた時には松林が見えていて、同時にサニーデイ・サービスの「海へ出た夏の旅」が脳内で流れ始めました。あの曲には「海へ出た夏の旅~再び」があって、松林が出てくるのはどっちだったかなあと考えながら、海岸に到着。


穏やかで海っぽくない海。人の気配がないからか、漂着しているゴミが不自然。


荒崎はトビシマカンゾウが咲く場所で、シーズンにはそれ目当ての人が居るはずですが、人っ子ひとりいません。4人がけくらいのベンチが用意してあって、することといえば座って海を観ることだけ。小さな波が立つだけの海には動きが感じられず、鳥もおらず。じっと観ていると浮遊感というか、景色に同化していくような瞬間があり、ここに長く居るとまずいような畏怖の感情が湧きました。

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