島2

10月下旬から11月上旬にかけて一気に寒くなったので、飛島に行ったのことがだいぶ昔に感じられます。島を歩きまわった時はTシャツ一枚でも汗かくくらいでした。


「賽の河原」では、その一帯に入ると足元の石が急に丸っこくなり、ゆるやかな丘を形成していました。案内によれば”沖合にある烏帽子群島の玄武岩が波でもまれてできたもの”とのこと。ここは霊の拠り所となっているらしく、石を持ち帰るのは厳禁とされています。恐山や久高島でも石の持ち帰りは厳禁でしたね。歩いて数分で、こんなに海岸の景色が変わるのも、なんというか興味深い。


目に入った瞬間から「Fuck」の文字しか浮かばなかった見事な岩塊は、「ロウソク岩」と呼ばれる奇岩ですね。通りすぎて、振り向きざまに観て、視界から消えて今に到るまで、ロウソクの発想は出てこないなあ。



海岸沿いの林の中に見える小さな社をくぐると、石垣に挟まれた小さなカーブの向こう側に現れる「明神社」。『日本海の孤島 飛島』によれば、”飛島本当の西南に位置する御積島の洞窟内の壁面は龍のものといわれる金色の鱗紋状をしている。洞窟は勝浦の「遠賀美神社」の本殿であり、島では最も神聖な場所といわれている。御積島が見える西海岸の「明神社」は、本殿の遙拝殿として建てられた”という場所。このあたりから1時間半くらい、周囲の人の気配がゼロに。


人の気配がゼロの鬱蒼と茂った森の中、坂道を登ったところにカブが見えてきました。通り過ぎざまに見ると、ゴム長も置いてあって、たぶん何かの作業なんでしょう。が、なにゆえカブが? 林道をカブで来るのは難儀しそうです。周りを見渡しても人の気配がゼロのまま。まあ、ここだけ人がうようよいたら、それはそれで驚きますね。



飛島南灯台と、その麓にあった絵。2回ほど照らし合わせてみましたが、この構図では景色が観られそうになかったので、きっとデフォルメしてるんだと思います。

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